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越中五箇山天柱石

in Gokayama region of Toyama Pref./ Tenchuseki Gigantic Rock


Copyright(C) by Taizan 1996-2010
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富山県の国道156号線を庄川沿いに1時間も登ると、もうそこは深い山の中です。 祖山ダムによってできた人造湖の景色を見ながらドライブをしていると、 突然右前方の山頂付近に、いかにも巨大な”それ”が姿を現します。 しかし、”それ”は姿は見えてもなかなかたどりつくこができないのです。 さらにそこから登ること10分位のところでようやく対岸に渡る橋が見えてきます。

つづら折れの道をいくども曲がり、見落としてしまいそうな狭い林道に入っていきます。 クルマ一台がやっと通れる程度の道の最終地点に”それ”はあります。 ”それ”とは、巨石探訪には欠かす事ができない、越中五箇山の天柱石のことです。 越中五箇山天柱石は将に秘境の中に人知れず存在する巨大物体です。

言い伝えによれば、大昔、天の岩船が山頂付近に突き刺さった…のだそうです。 確かに言われてみれば、巨大な船が将に海中に没しようとしている様に似ています。 表出している部分だけでも57m。地中部分を考えると100m以上の巨大な 一塊の磐が越中の山の頂上に”ある”ことになります。

巨石を愛する人々には是非とも直接行って、その存在感を味わって頂きたいと思います。 私は、天柱石を見てから特に「モノの存在」について深く考えるようになりました。 この天柱石のてっぺんには不思議な事に小さな祠があります。 天柱石の頂上には、しばしば修験道の祖である役小角(えんのおづぬ)が ”飛来”したそうです。この祠も役小角が造ったものかもしれません。

役小角は日本各地にその足跡を残しています。色々なところで出会います。 自動車や飛行機を使って歩き回っても、まだ彼の足跡には及びません。 私は彼は「飛来」を楽しんでいた…と思います。 親しみと畏敬の念を込めてスケッチを描きましたので、 皆さんも是非「役小角」(えんのおづぬ、おづの・えんの行者等)の名前をお忘れなく。


天柱石の上に祠を作り、呪文で巨石を中に浮かせたという伝説のある役小角(えんのおずぬ)。

1996泰山記

2010 高精細画像へ置換え+補足



庄川沿いの休憩地点。ピラミッドのような山に心は高鳴る。



林道を15分も走ったろうか。数百m先に ひよっこり顔を覗かせる天柱石。 天柱石の根元はやや広めの駐車場があり、 地元では密かなデートコースらしい。



右下の細い階段を登っていく。



天柱石の頂上には小さな祠が祭ってある。通常は全く頂上に行く術はない。



天柱石の背面から頂上を見上げた所。



地上の表出部だけで57mもある。手前にいる人物の大きさと比較していただきたい。



天柱石の内部は洞穴状になっている。 かなり広く、構造的には2層3層にもなっているようであった。



内部の洞穴から外の森を見上げた所。



天柱石底部にある洞窟入り口を上から見下ろしているところ。



天柱石周辺にあるピラミッド形状の大岩。



同じく巨石群。



天柱石下部の転がる巨石群。



天柱石下部にある洞窟内部から外を見上げたところ。崖を降りる感じで中に入る。



天柱石遠景。


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