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泰山の古代遺跡探訪記---国内情報コーナー


…長崎;五島列島の王位石
Copyright(C) 2001 by Murakami-Taro & Taizan



泰山の古代遺跡探訪記
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横浜在住の弱冠20歳の村上太郎さんが、五島列島の探訪記を送ってくれた。

五島列島の東北端にある小値賀(オヂカ)島の東方対岸に野崎島がある。
野崎島は周囲約19Kmの地塁山地で、島の中央部に野首(ノクビ)天主堂が建っている。
野崎島の北端部の平岳頂上付近に、小値賀を見る形で、その”巨石遺構”があるという。

その”巨石遺構”は「王位石(オエイシ)」と呼ばれている。
それは見事な石組の超巨大な鳥居状構造物である。
王位石は野崎島にある「沖の神島神社(コウジマジンジャ)」の裏手にそびえる御神体でもある。
その壮大稀有な巨石構造物は写真からでも、偉大な存在感を伝えてきている。

王位石の対岸に、小値賀島の「地の神島神社」があり、それは王位石を向いている。
「地の神島神社」の二つの鳥居の延長線上に、王位石が見えるそうだ。

野崎島神島神社にある神社帖には、「四方有鳥居三基在海中 今一基在社檀後 四基鳥居自然湧出」
と興味深い記述があるとのことで、王位石のほかに、海中にも同じ形の石があり、大潮の干潮時には 笠石が見える…ということだ。





「沖の神島神社」の裏手は傾斜角が45度以上もある急斜面だ。
そこに23.5mの巨大な巨石柱が立っている。しかもその柱は
3つの長方形の巨石が縦に積まれている。そしてメインの柱は2本ある。
頂上には、厚さ約2mの豆腐型の石が水平に載せられ、それは畳8畳分はある。
写真中の人間の大きさからその偉大さが分かるはずだ。

Copyright(C) 2001 by M-Taro













王位石の頂上部。
豆腐型の石は約2m大の土台石によって支えられている。
昔は、この王位石の上で神楽を舞ったそうである。

これほど明確な加工痕跡がある巨石も珍しいのではないだろうか。
遠野の続石ドルメンやのうがの高原塔岩などよりも、明らかに 人工が漂う。
しかし、そのテクノロジーは秘されたままだ。
最大の巨石柱は少なくとも100トンはある。
それらが10数個組み合わさっているのだ。
しかも平岳という山の頂上付近にある。

Copyright(C) 2001 by M-Taro













王位石から望む、対岸の小値賀島。
このライン上の海中に、
王位石と同様な巨石構造物がある…の…か!

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