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in Osaka Pref. /Nigihayahi's Iwafune
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『泰山の古代遺跡探訪記』Topページ
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私が1996年にホームページを開設し、初めてYahooで「巨石」を検索したときにお目にかかったのが今回ご紹介する「磐船神社」です。 磐船神社のホームページにはインターネットでご参拝ができる、洞窟のコースがあり、その神秘的で巨大なコースがとても印象に残りました。 大阪府交野市にある磐船神社はほぼ大阪の東、京都の南に位置する場所にあり、なんと言うか、忽然とでも言いたくなるように、そこだけ 不思議な印象の場所なのです。大阪のベッドタウンの様相の住宅街を小一時間も走ると、本当にそこだけこんもりと深い緑に包まれた 交野山が姿をあらわし、何かの存在感を感じざるを得ません。近くには星田と呼ばれる美しい名前の地名があり、伝説ではニギハヤヒの命 が星田の舌を出したように低く伸びた山稜を滑るように、磐船にのって天降り、その磐船が磐船神社のご神体になったとか。 ニギハヤヒの命が鎮座するのはさらに南に下る奈良県は桜井市の三輪山ですが、直接天降ったのがここ星田の山稜だそうです。 磐船神社のご神体である超巨大な岩は、交野山を割るように流れる深い渓谷に挟まるようにしてあります。その大きさはまるで6階建ての ビルディングがそのまま巨石になったようで、ご神体に近い大きさの巨石がそれこそ渓谷を埋めるかのようにごろごろあります。 一般的な渓谷の巨石が2〜3m四方の大きさだとすると百倍くらいに感じるような巨石群がそれこそ積まれるかのように、約100mはつづく 渓谷を覆い尽くしています。そのさまはまさに、洞穴。そうです。渓谷というよりは洞穴なのです。渓流で洗われるその洞穴の中をまるで蟻のように 参拝をしながら進むわけです。かなりの期間渓流の大増水で参拝が不可能なことが多いのですが、今回は水量も少なく、しかも途中太陽の 日差しに迎えられるほど絶好の参拝日よりとなりました。 予想はしていたことなのですが、やはりご神体の巨石の上方には小高い山があり、その中腹に龍神を祭る巨石が鏡石のような形態で 垂直に立ち、さらに山頂付近には、岡山の鬼ノ城にあったような平板の広い畳石のような巨石や太陽石の残骸のような巨石群が存在していました。 その山頂から巨石が転げ落ちたにしては山が小さすぎます。なんと言えば良いか…ピラミッド的なその小山の下方の天岩戸付近を丁度 巨石で封印している…という感じなのです。岩船神社の全容はイラストにしましたが、今回はやはりヒラミツトというよりもご神体の磐船本体が とてもとても印象が深く、ここにどうしても思いが入り込みます。それでは写真を存分にご堪能ください。 1999泰山記 2010 高精細画像に置換え+補足
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